FXの取引にかかる手数料とスプレッドの意味

FXの基礎知識 2018/11/19 189view
FXの取引にかかる手数料とスプレッドの意味

FX取引には「取引手数料+スプレッド」が必要だが、ほぼ全ての業者が売買手数料を無料にしている。通貨の売値と買値の差をスプレッドと言い、ドル/円「売値の小数点第二位」がpipsになり、「ドル」が含まれている円以外の通貨ペアは、売値の小数点第4位がPipsとなる。

FX(外国為替証拠金取引)には、取引に手数料が掛かるほか、スプレッド(通貨の売値と買値の差)など、実質的な手数料を支払う必要があります。本記事では、FXにかかる手数料とスプレッドの仕組みについて説明しましょう。

FX取引はほぼ全ての業者が「売買手数料を無料」に!

FX業者のほとんどは「売買手数料を無料」としています。ただ一部のFX業者では、通貨の売買手数料が掛かるため「どのような条件で手数料が発生するのか」業者選びの前に確認しておく必要があります。

また、売買手数料は無料でも、FXにはスプレッドと呼ばれる「実質的な手数料」が掛かります(※スプレッドについては、次項にて詳しく解説しましょう)。

スプレッドはFX取引の「実質的な手数料」

FXにおけるスプレッド(Spread)とは「売値と買値」の差を指しています。

みなさんも、FXで通貨ペアの取引を行う際『BIDやASK』といった表示を見かけることがあるでしょう。FXでは、通貨の売値をBID(ビッド)と言い、買値のことをASK(アスク)と呼んでいます。

チェックポイント

スプレッド(spread)とは?

通貨の売値(BID)と買値(ASK)の差を示したもの

例えば「ドル/円」の売値が100.00円、買値が100.005円だとしましょう。売値と買値の差は「0.005円」なので、この場合「ドル円のスプレッドは0.5銭」と言い換えることができます。日常生活で「銭」という単位を使う機会は、殆どありませんが、1銭は「100分の1円」であり、1銭が100枚あれば1円になります。

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1銭(せん)とは?

1銭は「100分の1円」のこと、1銭が100枚あれば1円になる

FX業者の多くは、通貨の取引単位を「1,000通貨」や「10,000通貨」以上とし、為替の売買では、ある程度まとまった量が取引されています。例えば、ドルを「10,000通貨」購入したとします。ドル/円のスプレッドが0.3銭だとしたら【10,000×0.3=30円】がドル/円の「実質的な手数料」となります。

ちなみにスプレッドの開きは、各FX業者によって異なります。このため、FX業者を利用するときには、取引の手数料はもちろん「スプレッドの差」についても必ずチェックする必要があります。手数料は安くなれば安いほど、取引で「トクをする」ことになります。

なお、スプレッドの小さな業者は、以下の記事にて詳しく紹介しています。

FX取引における銭とPipsの違い

ここまで、ドル円などの通貨ペアを取引する際、BIDとASKの差を「スプレッド」と言い、スプレッドは「銭」で表示することを説明しました。

それでは、日本円以外の通貨ペアのスプレッドは「何で表示する」のでしょうか? 実は、日本円以外の通貨ペアのスプレッドにはPips(ピップス)が使用されます。

また「円を含む通貨ペア」についても「銭」を使わず、Pipsで表記することがあります。例えば、ドル円のスプレッドを確認したとします。ドル/円のpipsは、BID(売値)の小数点第二位の部分が「pips」となります(下記参照)。

チェックポイント

ドル/円のpipsについて(例)

  • BID・・・ドル/円=113.51
  • ASK・・・ドル/円=113.53

これは「スプレッドを見る時に必要な知識」となります。ドル/円のスプレッドを見る時には「売値の小数点第二位」と暗記しておきましょう。

円以外のpipsはココを見ればOK!

次に「円以外」の通貨ペアを売買する際、どこが「pips」を示しているのか説明します。

例えば「ユーロ/ドル」のスプレッドを確認するとしましょう。このとき、BIDは「ユーロ/ドル=1.1830」となっており、ASKは「ユーロ/ドル=1.1832」と表示されていました。

チェックポイント

ユーロドルのpipsについて(例)

  • BID・・・ユーロ/ドル=1.1833
  • ASK・・・ユーロ/ドル=1.1834

基軸通貨の「ドル」が含まれている場合は「売値の小数点第4位」がPipsに該当します。この場合は、1.1833の「3」がユーロ/ドルのpipsです。ここでもう一度「pipsの見方」について整理しておきましょう。

pips(ピップス)の見方

  1. 為替レートの小数点が3桁になる場合、pipsは小数点第2位を確認する
  2. 外貨の場合小数点は5桁になる、pipsは小数点第4位を確認する

なお為替レートのBIDとASKの見方については、以下の記事で詳しく解説しています。スプレッドの見方をマスターしたら「売買の見方」についても合わせて確認しておいてください。

まとめ|FX取引には「取引手数料+スプレッド」が必要

FX取引には取引手数料に加えて、通貨ペアにおける「売買の差」を示したスプレッド(=実質的な手数料)を支払う必要がありました。ここで本記事の内容をまとめておきます。

FXの取引手数料とスプレッドまとめ
☑ ほぼ全ての業者が「売買手数料を無料」にしている
☑ 通貨の売値と買値の差をスプレッド(spread)と言う
☑ スプレッドは、FX取引の「実質的な手数料」
☑ ドル/円「売値の小数点第二位」がpipsになる
☑ 「ドル」が含まれている円以外の通貨ペアは、売値の小数点第4位がPips
☑ FX取引には「取引手数料+スプレッド」が必要

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