FX初心者はレバレッジ何倍で取引するのが適正?失敗しないレバレッジ設定

FX初心者指南 2018/10/30 2802view
FX初心者はレバレッジ何倍で取引するのが適正?失敗しないレバレッジ設定

FX初心者の「適切なレバレッジ」は2〜3倍です。国内は現行25倍までのレバレッジが認められていますが(法人は100倍まで)高すぎるレバレッジはハイリスク・ハイリターンなので初心者にはおすすめできません。FX初心者のうちは低いレバレッジで運用するほか、FXデモ取引やシミュレーターなどで経験を積みましょう。

FX(外国為替証拠金取引)取引には「レバレッジ」があり、預入金の最大25倍までの資金が運用できます。ただし、高すぎるレバレッジは初心者には難易度が高く、万が一失敗をしたときには「大きな損失」を抱えることになるので注意が必要です。

このため、FX初心者の方は「適正なレバレッジ」を設定し、安全な取引を心掛ける必要があります。本記事では、FX初心者が設定すべき『失敗しないレバレッジ』の使い方について説明します。

レバレッジとは証拠金以上の取引ができる仕組みのこと

FXにおける「レバレッジ」では、あらかじめ証拠金を預けておくことで、証拠金の数倍~数十倍もの取引ができるという仕組みを指します。もともとレバレッジ(leverage)には「てこ」という意味があり、少ない資金で大きな資金を動かすことから、レバレッジという用語が使われるようになりました。

トレーダーは、レバレッジのことを通称「レバ」と呼んでいますが「レバ10倍」と言った場合にはレバレッジ10倍の取引を意味し、「レバ25倍」と言った時には、レバレッジ25倍で取引をすることを指します。

例えば、10万円の証拠金で10倍の「レバレッジ」を使った場合【10万円 × 10倍=100万円分】の取引が行えます。なお2017年12月の時点で、国内の個人向けFX投資のレバレッジは、規制により最大25倍※までと決まっています。
※ ただし法人のレバレッジは、現行「100倍」まで認められています。

FXにおける「レバレッジ」のメリットとデメリット

レバレッジのメリットは、手元の資金以上に大きな外貨が取引できる点にあります。このため利益が出た場合は、レバレッジの分だけ大きなリターンが得られるのです。その一方、損失が出た場合にはレバレッジの分だけ「大きな損害」を抱えることになります。

初心者の方はもちろんですが、ある程度FXに慣れた方も、レバレッジが大きくなればなるほど『ハイリスク・ハイリターン』の取引をすることを忘れないようにしましょう。そしてFX初心者の方は、必ず「適正なレバレッジ」を設定してください。

FX初心者の適正なレバレッジは2倍~3倍

FX初心者が設定すべき、適正なレバレッジは「2倍~3倍」です。なぜなら「FX取引の経験」が浅い段階で、高いレバレッジを使うのはリスクが大き過ぎるからです。

FXの中級~上級者からすると「低いレバレッジでは儲けがでない」との意見もありますが、初心者の間は低いレバレッジでリスク管理を行うとともに、実際の取引でコツコツと「経験を積む」ことが何より重要です。

そして取引に慣れてきたら、次項で説明する「レバレッジの計算方法」を使い、取引量にあったレバレッジを設定しましょう。

FX初心者でもカンタン!レバレッジの計算方法

既に、初心者の適正なレバレッジは「2~3倍」と説明しましたが、ある程度慣れてきたら、取引量に応じて「適切なレバレッジ」を決定することができます。ここで、レバレッジの計算方法は次の通りです。

レバレッジの計算方法

(通貨ペアのレート × 取引数量)÷ 口座の預入金額 = レバレッジの倍率

例えば「1ドル100円」の時、FXの会社に100万円を預けたとしましょう。そして100,000通貨(ドル)の取引を行う場合は、以下の通り「レバレッジ10倍」となります。

(100×100,000通貨)÷ 1,000,000円 = レバレッジ10倍

このように取引の通貨、預入の金額でレバレッジの倍率が決定されます。

FX初心者の方は、取引をする通貨の数量と預入金をコントロールし、リスクのない「安全なレバレッジ」を設定・使用しましょう。

初心者におすすめ!FXシミュレーター&デモ取引

初心者の方は、FXのシミュレーターや「デモトレード」と呼ばれる練習用ツールを使い、FX取引のコツを掴むようにしてください。こうしたツールは、各証券会社や取引所でリリースしているほか、デモ取引専門のサービスもあり、いずれも無料で利用できます。

このほか、一部のデモトレードではバーチャルマネーを使い、本番さながらにFXのデモ取引が行えます。また上位入賞者には、豪華な賞品がもらえるなど、楽しみながら「FXの仕組み」が学べるよう工夫されています。

その上デモ取引で練習をすれば、レバレッジの使い方はもちろん、どの段階でロスカットすれば良いのかシミュレーションできるので便利です。

チェックポイント

ロスカットとは?

損益が一定の段階に達した時に、さらなる損失を防ぐため、対象のポジションを強制決済することを指します。ロスカットがあれば、損失は確定しますが、最低限の資金は守られます。

レバレッジの注意事項!海外の取引所はレバレッジ最大888倍と初心者には危険

国内のレバレッジは、最大25倍まで(2017年12月時点)と取引の規制が敷かれていますが、海外の取引所は200倍~最高888倍と、レバレッジの上限が高く設定できます。

もちろんレバレッジが高ければ、少ない資金でより大きな取引ができますが、損失が出た時には、取り返しの付かない状態に陥ってしまうため(レバレッジの設定には)最大限の注意が必要です。

金融庁の「レバレッジ規制」とは?

今となっては考えられないことですが、国内でも平成22年7月31日まではレバレッジの上限が無く、300倍や400倍といった高いレバレッジを使うことができました。しかし、高いレバレッジの使用で破産をする投資家が急増したため「個人投資家の保護」を目的に、金融商品取引業等に関する内閣府令の改正が施行されることとなりました。

この流れで、平成22年8月1日には「レバレッジは最大50倍まで」となり、平成23年8月1日には「最大25倍まで」とレバレッジの上限が引き下げられています。また、金融庁は今後も「証拠金の規制」を強化する予定で、2018年には「FXのレバレッジを現行の25倍から10倍にまで引き下げる」との報道が出ています。

ただし、レバレッジ規制だけでは万全とは言えません。なぜなら、預け入れをする証拠金が大きくなれば大きいほど、運用をするリスクは大きくなるからです。こうしたリスクを回避するためにも、FXのデモ取引やシミュレーターなどで練習を積み「FX初心者」の状況を脱するのが、一番の安全策と言えるでしょう。

まとめ|FX初心者の適切なレバレッジ

FX初心者の方は、初めは2~3倍のレバレッジで取引を行い、慣れてきたらレバレッジの計算方法で「適切なレバレッジ」を設定しましょう。以下に注意点をまとめました。

FX初心者が心掛けるべき取引のしかた
☑ 適切なレバレッジを設定する(2~3倍まで)
☑ シミュレーターやデモ取引で、経験を積む
☑ 預入金や証拠金でリスクのコントロールを行う

また経験を積むという意味でも、実際の取引だけでなく、FXのデモ取引やシミュレーターなどを使い、レバレッジの使い方やロスカットなどの仕組みを知っておきましょう。


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