FXのやり方が分からない初心者は基本的なルールや注文方法を知ろう

FX初心者指南 2019/7/4 695view
FXのやり方が分からない初心者は基本的なルールや注文方法を知ろう

FX初心者は、基本的な約定や注文の仕方、トレードの手法をマスターするだけでカンタンに取引が始められる。トレード手法にはスキャルピングやデイトレードなどの短期取引のほか、スイングトレードやポジショントレードなどの中長期取引もある。システムトレードを利用すれば自動売買・決済ができるなど、自分に合ったトレード方法が選択できる。

FX取引を始めるのに、複雑な知識は必要ありません。FXのやり方が分からない初心者でも『基本的なルールや注文方法』さえ抑えておけばコツコツ利益が狙えます。

本記事では、FXの「超基本となる取引の仕方」について分かりやすくまとめてみました。なお「外国為替の基礎知識」については、以下の記事を参考にしてください。

FX取引の「基本的ルール」を確認しよう

まずは、FX取引の「基本的なルール」について説明します。

FX業者を決めて口座開設を行う

はじめに、利用するFX業者・証券会社を決定し「FX口座」を開設します。

口座開設には、必要事項(氏名・生年月日・現住所・資産状況・投資予定額)などを記入、必要書類の提出が必要です。その後「口座開設審査」を経て、申込次項に問題がなければ、口座開設完了となりトレードが行えます。

なお、気になる「申込~口座開設」までの時間ですが、オンライン(PCやスマートフォン)から申込をすれば、最短1~2日で口座開設が完結します。

通貨ペアを決める

次に、取引をする通貨ペア(為替取引を行う二通貨のこと)を決定します。ドル/円、ユーロ/円、ポンド/円など、さまざまな通貨ペアが存在しますが、初心者の場合はメジャーな「ドル/円」を選択し取引をしてみましょう。

FXのスワップポイントがプラス・マイナスなのか確認する

前項で「通貨ペア」を決めましたが、二通貨の金利差を「スワップポイント」と言い、FXでは「金利差で利益」を狙うこともできます。

日本円は「低金利通貨」として取引されていますが、低金利通貨を売って、オーストラリアドルやニュージーランドドルのような「高金利通貨」を購入すれば、金利差によって毎日利益が受け取れます。ただし、FXのスワップポイントが「マイナス」の場合には、毎日利益を失い続けることになるので注意が必要です。

通貨ペアを決めたに後は、各通貨の金利が「プラスなのかマイナスなのか」確認した上でポジションを持ってください。

レバレッジを決定する

2019年1月17日の時点で、レバレッジは「最高25倍」まで設定することが認められています。レバレッジを利用すれば、テコの原理と同様に手持ちの資金以上の大きな資金が動かせます。

軍資金10万円の方が25倍のレバレッジを掛けると【10万円 × 25倍=250万円】分のトレードが行えます。ただし、レバレッジを高く利用するのは(FX初心者にとって)得策とは言えません。なぜなら「為替が大きく変動」した場合、レバレッジの分だけ損失が大きくなるからです。

例えば「25倍のレバレッジ」を掛けた方が、利益を出すと「通常の25倍」大きなリターンが得られます。しかし、マイナスに傾いてしまうと「通常の25倍」もの大きな損失を抱えることになります…。このため、FX初心者の方は「適正なレバレッジ」を決めて、安全なトレードを心掛けるようにしてください。

レバレッジの数値が適正であれば、トレードのリスクも少なくなります。なお以下の記事では、レバレッジの正しい掛け方とレバレッジ管理の方法について説明しています。「レバレッジの掛け方が分からない」という方も、ぜひ一読しておいてください。

必要証拠金を入金する

先程決定した「レバレッジの倍率」に応じて、必要な証拠金を入金します。

単純にレバレッジが1倍であれば【通貨量 × 為替レート】が必要証拠金となりますが、FX(外国為替証拠金取引)ではレバレッジを(最低でも2~3倍)掛けることで、より効率の良い取引が行えます。

実際にFXをするトレーダーの多くが、レバレッジを掛けて取引を行っています。みなさんの「資産状況」にもよりますが、余裕金のなかから「バランスの良い」レバレッジを設定し、必要証拠金を準備しておきましょう。

チェックポイント

証拠金維持率について

各FX業者・証券会社は、証拠金維持率が一定値を下回ると「ロスカット」と言い、強制決算を行います。これはトレーダーの資金を損失から守るための仕組みですが、ロスカットが行われると「損失」が出てしまうので注意が必要です。
ロスカットが出ないよう、証拠金維持率には余裕を持つようにしましょう。

FXの注文方法における成行注文・指値・逆指値について

FXの注文方法は、大きく分けて三種類あります。

FXの注文方法は大きく分けて三種類

成行注文(なりゆきちゅうもん) 値段を指定せずに、売買する注文のこと。取引が成立しやすい反面、相場が変動した時には「予想外の値」で売買されてしまうデメリットがある。
指値注文(さしねちゅうもん) 指定した値段以下(または値段以上)になってはじめて約定される注文の仕方。取引量の少ない銘柄を売買するのに向いている。
逆指値注文(ぎゃくさしねちゅうもん) 通常の指し値注文とは真逆で、指定した価格条件に到達したと同時に発注が行われる。リアルタイムでトレードできない投資家に向いた注文の方法。

上記3つの注文方法について、さらに詳しく説明をします。

成行注文(なりゆきちゅうもん)

成行注文(なりゆきちゅうもん)は、FXの中で「最も基本的」な注文の仕方です。為替の値動きを見て「今売りたい」というタイミングや「今買いたい」というタイミングで注文を出し、通貨を売買します。

指値注文(さしねちゅうもん)

指値注文(さしねちゅうもん)は、成行注文のようにリアルタイムで「為替の動きを追えない」人におすすめの方法です。

指値注文をすれば「現在のレートよりも高い値段で売りの注文を入れるか、安いレートの時に買い注文」が自動で約定(やくじょう)されます。

逆指値注文(ぎゃくさしねちゅうもん)

逆指値注文(ぎゃくさしねちゅうもん)は、指値注文とは真逆の方法です。ここでは「現在のレートよりも高い値段で買いの注文を入れるか、安いレートの時に売りの注文」を行います。

なお、逆指値注文は(指値注文同様)自動で約定されるのでパソコンの前に張り付いていられない方に、おすすめの注文方法です。

指値注文と逆指値の違い

「指値注文と逆指値の違いが分かりにくい」方の為に、より簡単に二つの違いを説明しましょう。

指値注文 指定した価格で売買をする。
逆指値注文 指定した価格に到達すると、指値注文とは逆の売買をする。

指値注文では、指定した価格に到達すると「自分の指定した価格で売買」が行われます。例えば「安ければ買う」または「高ければ売る」という希望があれば、シンプルに指値注文を行う運びとなります。

これに対し、逆指値注文では「指定した価格」になると、指値注文とは全く逆の売買が行われます。例えば、価格が80円以下なら売り、120円以上なら買いといった売買を希望する場合「逆指値」で注文を行います。

逆指値注文は、主に順張りで使われます。順張り(market follower)とはトレンドに乗った取引のことです。一方の逆張り(contrarian)はトレンドに逆らった取引を指します。例えば、相場が上昇トレンドにある時、チャートが上方向に動くことを見越して取引を行うことを「順張り」と言います。

逆指値の説明では「現在のレートよりも高い値段で買いの注文を入れるか、安いレートの時に売りの注文」と説明しました。順張りの際「逆指値」でトレードを行えば、流れに(トレンドに)逆らった無理な取引が出来なくなります。このため(逆指値は)リスクの拡大を防ぐのに、最適な方法となります。

FX初心者の方は「逆指し値の順張り」で取引をしてみましょう。無理な取引ができないため、常に安全な状況で利益を狙うことができます。

FXのポジションと決済について

FX(外国為替証拠金取引)において、ポジションと決済はまったく別の手続きを指します。混同しやすい二つの用語について(それぞれの違いを)分かりやすく解説しておきます。

ポジション(通貨を購入し、保持すること)

ポジションとは、特定の通貨を購入し保持することを指します。

買い注文のことをロング、売り注文をショートと言いますが、買いポジションであれば「ロングポジション」と言い、売りポジションのことを「ショートポジション」とも呼んでいます。

決済(ポジションを解消する)

決済とは、ポジションを解消することを指します。決済にも二種類あり、売って決済をすると「買いポジション」となり、買い戻して決済すると「売りポジション」となります。

FXの入出金方法について

ATMから振込

FXで取引を行う場合には「クイック入金と振込入金」が選択できます。

クイック入金(即時入金やダイレクト入金とも言う)は、提携銀行のネットバンキング口座から振込を行う方法です。振込入金は、ATMや金融機関窓口から「通常の振込手続き」で入金を行う方法です。

クイック入金の場合は、リアルタイムで入金が行えるほか、一部「振込手数料無料」のサービスもあります。一方、通常の振込手続きは「振込手数料は自己負担」になるケースが多く、振込実施時期も「金融機関の営業日・営業時間内」と即時入金はできません。

スピーディーに取引を始めたい方は(入出金に備え)各FX業者・証券会社が提携するネット銀行口座を準備しておくと良いでしょう。

FXのトレード手法を知る(短期取引・中長期取引など)

FXには、さまざまなトレード手法があります。ここでは、代表的なトレード手法を5つ紹介しましょう。

FXのトレード手法① スキャルピング

スキャルピングとは、数秒~数分単位でトレードを行う方法です。一回あたりの利益は薄いですが、一定方向に動くわずかな時間内で「確実に利益」を狙うのに適したトレード手法です。

FXのトレード手法② デイトレード

デイトレードでは、数分~数時間、1日で取引を完結させます。①のスキャルピングとは異なり、1回のトレードで10~100pipsの利ざやを狙い、1日の取引回数も「数回程度」と少なくなります。

デイトレードでは「取引を翌日に持ち越さない」よう、一日でポジションをゼロにして取引を終えます。このため、寝ている間に為替の変動が起こったとしても、損益を抱える心配はありません。

FXのトレード手法③ スイングトレード

スイングトレードは、②のデイトレードよりもやや長くポジションを持つ手法です。トレードの期間は「1日から数週間」と長く、チャートの大きな波ごとにポジションを保有します。

またスイングトレードでは、100pips~300pipsの範囲で利益を狙います(※ トレーダーによって利ざやの大きさは異なる)。

FXのトレード手法④ ポジショントレード

ポジショントレードでは、数週間から最大数年の間と、長期間ポジションを持って取引を行います。①~③の方法では「為替差損益」を狙いますが、ポジショントレードでは主に「為替差損益とスワップポイント」の両方を(利益として)狙います。

FXのトレード手法⑤ 自動売買(システムトレード)

システムトレードとは「自動売買」のことで、あらかじめ設定しておくルールに従って、自動取引が行われる仕組みを指します。

システムトレードは、自分で取引を行う「裁量トレード」とは異なり、余計な感情を挟まず、冷静に売買や決済が自動で行われるといったメリットがあります。

なおシステムトレードにも、選択型と開発型の二種類があります。

システムトレードの種類

選択型 あらかじめ設定された売買プログラムをトレーダーが選択し、自動売買が行われる。
開発型 売買プログラムを購入または入手し、自分だけの売買プログラムを作成、自動トレードの仕組みを設定する方法。

システムトレードを扱うFX業者、証券会社については以下の記事を参照してください。

最低限知っておくべき「FXの基本用語」

FX初心者が、最低限知っておくべき「FXの基本用語」は以下のページで徹底解説しています。トレード途中で分からない用語や調べたいキーワードがあれば、ぜひ活用してみてください。

また、以下のページでは基礎的なことをふくめ「おすすめのFX口座」「おすすめトレードのやり方」「おすすめの勉強動画」「人気の無料セミナー」「おすすめの本」など初心者向けの情報を総合的に紹介しています。

まとめ|基本的なルールさえ覚えれば、FXの取引・注文は簡単!

最後に『FX初心者が知っておくべき、基本的なルールと注文方法』について、本記事の内容をまとめておきます。

  • FX取引を行うFX業者・証券会社を決定
  • 通貨ペアを決定し、レバレッジを設定、必要証拠金を入金する
  • 成行注文・指値・逆指値の仕組みを知る
  • ポジションは通貨を購入し保持、決済はポジションを解消すること
  • FXの入金は提携銀行のネットバンキング口座を使うと便利
  • FXトレードには、短期取引・中長期取引などの種類がある
  • システムトレードを利用すれば、自動売買・決済ができる

いかがでしたか。株式取引や仮想通貨とは異なり、FX(外国為替証拠金取引)の仕組みは、そこまで複雑ではありません。初心者の方も、基本的な『FXのルール』を知り、FX取引を始めてみましょう!


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